今年も日本最大級のがんフォーラム「Japan Cancer Forum2017」が開催されます。
血液がんのセッションは、8月20日(日)12時~14時半第6会場にて、疾患別ではなく、「治療別」に解説していただきます。是非、ご来場くださいね!
①分子標的治療~分子標的薬のヒミツ~
木村 晋也先生 佐賀大学医学部附属病院 血液・呼吸器・腫瘍内科 教授
(内容)白血病細胞やリンパ腫細胞が増えるために重要な遺伝子やたんぱく質をピンポイントで攻撃する分子標的薬が次々と利用できるようになってきました。分子標的薬は高い効果を示し、一般的に副作用が少ないのが特徴です。本講演では、分子標的薬のヒミツについてお話ししたいと思います。
②化学療法・免疫療法~血液がんに対する化学療法・免疫チェックポイント阻害薬:リンパ腫を中心として~
伊豆津 宏二先生 国立がん研究センター中央病院 血液腫瘍科 科長
(内容)びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、ろほう性リンパ腫、ホジキンリンパ腫、急性白血病などに対する化学療法(抗がん剤治療)について、初回治療の流れ、再発時の治療選択、各治療の特徴的な副作用を紹介します。また、再発・難治性のホジキンリンパ腫に対して最近承認された免疫チェックポイント阻害薬の話題も取り上げてお話ししたいと思います。
③放射線療法~見て聴いて理解する 最新の放射線治療~
小口 正彦先生 がん研究会 有明病院 院長補佐 放射線治療部 部長
(内容)悪性リンパ腫に対する放射線治療は、最近の放射線照射技術の進歩によって劇的に変貌しつつあります。放射線療法は、悪性リンパ腫病巣の局所制御に最も有効な手段です。病理分類別に、放射線治療の果たす役割は異なりますので、セミナーで説明したいと思います。
④臨床試験~新しい薬はどうやってできるの?~
木村 晋也先生 佐賀大学医学部附属病院 血液・呼吸器・腫瘍内科 教授
(内容)続々と画期的な新薬が開発されてきていますが、新薬開発には多くの基礎的な研究に加え、患者さんを対象とした臨床試験が必ず必要となります。臨床試験というと、「人体実験?」との誤解も受けていることがあります。本講演では、臨床試験の必要性や受け方についてお話ししたいと思います。
Japan Cancer Forum2017
8月19日(土)、20日(日)
コングレスクエア日本橋
主催:NPO法人キャンサーネットジャパン